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燃料デブリ取り出し作業時の安全確保③(閉じ込め機能構築)

研究開発の取組(現場適用・実用に繋げる応用開発)

進行中のプロジェクト

トーラス室に関する調査(東京電力)
  • 福島第一原子力発電所 1号機トーラス室調査(1日目)について(平成25年2月20日)(東京電力)
  • 福島第一原子力発電所 2号機トーラス室調査に伴う 穿孔作業結果について(平成25年3月26日)(東京電力)
  • 福島第一原子力発電所2号機トーラス室調査に伴う 穿孔作業結果について(平成25年1月28日)(東京電力)
ベント管に関する調査(東京電力)
  • 福島第一原子力発電所 1号機ベント管下部周辺の調査結果について(1日目)(平成25年11月13日)(東京電力)
  • 福島第一原子力発電所 2号機ベント管下部周辺調査結果について(平成25年3月15日)(東京電力)
  • 福島第一原子力発電所 2号機ベント管下部周辺調査結果について(平成25年3月14日)(東京電力)
  • 福島第一原子力発電所 2号機ベント管下部周辺調査結果について(平成25年3月6日)(東京電力)
  • 福島第一原子力発電所 2号機ベント管下部周辺調査結果について(平成25年3月5日)(東京電力)
  • 福島第一原子力発電所 2号機ベント管下部周辺調査結果について(平成24年12月11日)(東京電力)
S/Cに関する調査(東京電力)

終了したプロジェクト

原子炉格納容器内水循環システム構築技術の開発(廃炉・汚染水対策事業)
概要

 燃料デブリ取り出し工事の安全確保に必要な原子炉格納容器(PCV)内の水循環システムを構築するため、PCVの閉じ込め機能を確保しつつPCV内へアクセス、接続する技術を開発しています。

実施項目
  1. PCV内アクセス・接続及び補修の技術仕様の整理、作業計画の検討及び開発計画の立案・更新
  2. PCV内アクセス・接続等の要素技術開発・検証
  3. PCV内アクセス・接続技術等の実規模スケールでの検証
実施体制

 国際廃炉研究開発機構(IRID)にて実施。

実施計画

目標工程:原子炉格納容器内水循環システム構築技術の開発

 出典:2019年度廃炉研究開発計画
    (経済産業省 廃炉・汚染水対策チーム会合/事務局会議(平成31年2月28日))
(PDF形式のP13)

年度別の成果・実績
  • 令和元年度
  • 平成30年度
原子炉格納容器漏えい箇所の補修技術の開発(廃炉・汚染水対策事業)
概要

 原子炉格納容器(PCV)の各部位を補修・止水してバウンダリを構築して維持するため、圧力抑制室(S/C)脚部の補強技術の開発、循環冷却系等の検討、ベント管・シール部・配管ベローズの止水技術の開発、PCV接続配管のバウンダリ構築、トーラス室壁面配管貫通部等の止水技術、D/Wシェルの補修技術の技術開発を実施しました。また、PCV水張りまでの計画策定を実施しました。

実施項目
  1. PCV水張りまでのプロセス検討及び計画の策定
  2. PCV下部補修技術の開発
    • S/C及びベント管の補強・止水技術
    • 真空破壊ライン埋設による止水技術
    • 接続配管のバウンダリ構築技術
    • トーラス室壁面配管貫通部等の止水技術の開発
  3. PCV上部他補修技術の開発
    • シール部の止水技術(機器ハッチ)
    • 配管ベローズ補修技術
    • D/Wシェルの補修技術
  4. 補修工法の実機適用に向けた環境改善の概念検討
実施体制

 国際廃炉研究開発機構(IRID)にて実施。

実施計画

目標工程:原子炉格納容器漏えい箇所の補修技術の開発

 出典:研究開発プロジェクトの進捗状況及び次期計画の方向性
    (経済産業省 廃炉・汚染水対策チーム会合/事務局会議(平成29年2月23日))
(PDF形式のP15)

年度別の成果・実績
  • 平成29年度
  • 平成28年度
  • 平成27年度
  • 平成26年度
  • 平成25年度
  • 平成24年度
個別の事業成果・実績等(アーカイブス)

開閉ボタン

原子炉格納容器漏えい箇所の補修技術の実規模試験(廃炉・汚染水対策事業)
概要

 モックアップ施設において、PCV下部の補修のための機器・装置等の実現規模試験を実施し、福島第一原発への適用性、成立性等を実証・評価しました。また、これら実規模試験を行うため、PCV下部(圧力抑制室(S/C)やベント管等)を模擬した実規模試験体を活用し、現場での施工を想定した作業手順(案)を作成し、手順の確認を行い、その手順の妥当性を検証しました。さらに、試験体に打設した補強材・止水材をコアボーリング等により試料採取し、材料性能等の分析評価を行いました。そして、実規模試験での実機動作とVRシステム動作での比較検討も行い、VRシステムの効果的・効率的な使用方法の確立を目指しました。

実施項目
  1. PCV下部補修技術の実規模試験
  2. 試験後の補強材・止水材の健全性確認
  3. 予備シミュレーション試験用のVRデータの整備
実施体制

 国際廃炉研究開発機構(IRID)にて実施。

実施計画

目標工程:原子炉格納容器漏えい箇所の補修技術の実規模試験

 出典:研究開発プロジェクトの進捗状況及び次期計画の方向性
    (経済産業省 廃炉・汚染水対策チーム会合/事務局会議(平成29年2月23日))
(PDF形式のP16)

年度別の成果・実績
  • 平成29年度
  • 平成28年度
  • 平成27年度
  • 平成26年度
個別の事業成果・実績等(アーカイブス)

開閉ボタン

  • トーラス室に関する調査
  • 研究開発「格納容器漏えい箇所特定技術・補修技術の開発」にて開発中のトーラス壁面調査装置の実証試験における2号機 トーラス室壁面調査結果について(平成27年10月)(東京電力)
  • S/Cに関する調査
  • 福島第一原子力発電所 1号機S/C(圧力抑制室) 上部調査結果について(西・南側外周)(平成26年5月30日)(東京電力)

研究開発の取組(関連する基礎・基盤研究)

補修技術開発(東北大学における廃止措置等基盤研究・人材育成プログラム:廃止措置のための格納容器・建屋等信頼性維持と廃棄物処理・処分に関する基盤研究および中核人材育成プログラム)

現場の調査・測定データ・情報

1~3号機毎のプラント状況把握と燃料デブリ取り出しに向けた取組(毎月更新)new(令和6年3月1日更新)

(出典:経済産業省 廃炉・汚染水対策チーム会合/事務局会議(第123回・令和6年2月29日)) 経済省WEBサイトもご覧ください。

  • 各号機の最新データ(資料2 中長期ロードマップ進捗状況「廃止措置等に向けた進捗状況」PDF形式のP4)
福島第一原子力発電所サーベイマップ(東京電力)
OECD/NEAによる事故進展解析に関する国際共同研究(BSAF Project)で提示しているデータ(英語ページ)Benchmark Sutdy Accident at the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant (BSAF Project)
福島第一原子力発電所の事故解析と廃炉の取組に関する情報ポータル
炉内状況データグラフ集(随時更新、平成30年8月)

 東京電力が公表している福島第一原子力発電所の炉内状況に関するデータを図示したグラフ集です。

  • 炉内状況データグラフ集(PDF形式Wordファイル) …各号機の炉内温度、線量率、注水量、Xe濃度等のグラフ
炉内状況データリンク集(毎月更新、令和2年1月)(令和2年3月13日更新)

 東京電力、経済産業省、原子力規制委員会、日本原子力研究開発機構など関係機関が公表している福島第一原子力発電所の炉内状況に関するデータ、資料を広範に収集し、整理したリンク集です。

  • 燃料デブリの把握(PDF形式)      …事故進展解析コードによる推定、実機調査による推定、模擬デブリ実験による推定
  • 燃料デブリの安定(PDF形式)      …冷却機能の維持、臨界管理、閉じ込め機能の維持
  • 作業時の安全(PDF形式)        …PCV・建屋の構造健全性の確保、作業時の被ばく低減
  • 燃料デブリ取り出し・その他(PDF形式) …燃料デブリへのアクセスルートの構築、燃料デブリ取り出し機器・装置の開発
年表(事故後の出来事、炉内の状況等)(随時更新、平成30年9月)

 関係機関が公表している事故後の出来事、炉内の状況等を時系列に整理し、出典元へアクセスできる年表です。

その他関連情報

<随時、更新します>