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遠隔除染装置開発

研究開発の取組(現場適用・実用に繋げる応用開発)

終了したプロジェクト

遠隔装置保守技術の開発(廃炉・汚染水対策事業)
概要

 燃料デブリ・炉内構造物の取り出し規模の更なる拡大において、長期にわたる安全で確実な運転継続性を確保するため、また、取り出し工法に関わる遠隔装置の合理的な設計及び廃棄物発生量の低減等の観点も含めて、必要となる遠隔保守技術の開発を行う。

実施項目
  1. 汚染した装置の遠隔除染・保守技術の開発
実施体制

 IHIにて実施。

実施計画

目標工程:遠隔装置保守技術の開発

 出典:2022年度廃炉研究開発計画
    (経済産業省 廃炉・汚染水対策チーム会合/事務局会議(令和4年1月27日))
(PDF形式 P13)

年度別の成果・実績
  • 令和4年度
  • 令和3年度
遠隔除染装置開発(廃炉・汚染水対策事業)
概要

 廃止措置において、原子炉建屋内で継続的に作業を進めていくために、原子炉建屋内の放射性物質の汚染を取り除く中心的な方法として遠隔除染技術が重要です。1階床上の低所を対象とした遠隔除染装置は開発済みですが、より空間線量率を効果的に低減するため、高所(天井等)や2階以上の上部階の様々な対象物・汚染形態に対応できる除染装置を開発しました。

  1. 低所用除染装置の開発<開発完了>
  2. 高所用除染装置の開発
  3. 上部階用除染装置の開発
  4. 地下階除染装置の開発立案
実施体制

 国際廃炉研究開発機構(IRID)にて実施。

実施計画

目標工程:原子炉建屋内の遠隔除染技術の開発

 出典:研究開発プロジェクトの進捗状況及び次期計画の方向性
    (経済産業省 廃炉・汚染水対策チーム会合/事務局会議(平成27年2月26日))
(PDF形式のP2)

年度別の成果・実績
  • 平成28年度
  • 平成27年度
  • 平成26年度
  • 平成25年度
  • 平成24年度
個別の事業成果・実績等(アーカイブス)(東京電力による取組も含む)

開閉ボタン

  • 高所用除染装置の開発
  • 上部階用除染装置の開発
  • 低所用、高所用、上部階用除染装置の開発
  • 汚染状況の調査

研究開発の取組(関連する基礎・基盤研究)

遠隔技術に関する研究(東北大学における廃止措置等基盤研究・人材育成プログラム:廃止措置のための格納容器・建屋等信頼性維持と廃棄物処理・処分に関する基盤研究および中核人材育成プログラム)
原子力発電所の事故対応および廃炉措置のためのロボット/遠隔操作技術(東京大学における廃止措置等基盤研究・人材育成プログラム:遠隔操作技術及び核種分析技術を基盤とする俯瞰的廃止措置人材育成)(PDF形式)
遠隔操作ロボットのための環境構造化技術(東京大学における廃止措置等基盤研究・人材育成プログラム:遠隔操作技術及び核種分析技術を基盤とする俯瞰的廃止措置人材育成)(PDF形式)
高所や狭隘部の探査のための遠隔操作ロボットの開発(東北大学における廃止措置等基盤研究・人材育成プログラム:遠隔操作技術及び核種分析技術を基盤とする俯瞰的廃止措置人材育成)(PDF形式)
シビアアクシデント後の遠隔計測技術(東京工業大学における廃止措置等基盤研究・人材育成プログラム:廃止措置工学高度人材育成と基盤研究の深化)(PDF形式)
遠隔操作機器・装置の実証試験施設の実施設計(平成27年8月)(JAEA)
作業現場の汚染個所を遠隔で検知し仮想空間上に可視化する技術の開発(平成30年8月)(JAEA)(PDF形式)

現場の調査・測定データ・情報

建屋内除染
  • 福島第一原子力発電所サーベイマップ
敷地内線量低減
  • 環境線量低減に関する取組(毎月更新)new(令和6年3月1日更新)
    (出典:経済産業省 廃炉・汚染水対策チーム会合/事務局会議(第123回・令和6年2月29日))経済省webもご覧ください

その他関連情報

福島第一原子力発電所における遠隔技術の運用実績(資源エネルギー庁)
ロボット技術の活用(東京電力ホールディングス)
目的別のロボット技術
  • 移動・搬送技術
  • 調査・計測技術
  • 建屋内除染技術
東京電力(株)福島第一原子力発電所1~4号機の廃止措置等に向けた燃料デブリ取り出し準備の機器・装置開発等に係る技術カタログ(除染関連)(PDF形式)